2017年 09月 06日
自動車購入時の知恵知り合いから緊急を要するSOSが入りました。
詳しく話を聞くと、弟さんの事でした。
弟さんは、埼玉県にある中古車販売店で洗車や回送のアルバイトをしていて、初めて上司から車庫証明書の仕事を任され、警察署に申請に行くと、このような掲示がされていたそうです。
弟さんは、怖くなって上司に電話で確認したところ、
上司からは「委任状もあるし、問題ないから早く出してこい!」と言われたそうです。
弟さんは、手続きに必要な書類全てを作成し、警察署に行きました。
その書類は、販売店が購入者から代行料をもらって弟さんが作成及び提出したのです。
この行為は違法だと思いますか?
弟さんは、違法性があり逮捕されてしまうのではないか?
と不安になり、知り合いを通じて私に確認してきました。
結論から言うと、100%違法行為です。
行政書士法19条第1項違反に該当し、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金刑となります。
過去には摘発された業者もありました。
弟さんは知らなかったとはいえ、それを理由に何もなかったことにはなりません。
法律を学んだ方なら常識ですが、『法の不知はこれを許さず』と、有名な法諺があります。
車やバイクを購入する際に、契約書又は注文書をよく確認して下さい。
登録代行費用や車庫証明取得代行費用の項目に必ず金額が明記されています。
これらの手続には書類作成や提出受取などを含む為、販売店が代行費用として授受して担当営業マンや他の従業員が書類作成をすれば違法となります。
これらの手続は、購入者本人か販売店が行政書士に外注しなければ違法になります。
登録代行費用も車庫証明取得代行費用も安くはありません。
輸入車正規ディーラーでは登録と車庫証明代行費用だけで5万円以上かかります。
内訳は、購入者→販売店(中間マージン)→行政書士報酬です。
損をしたくなければ商談時に、これらの費用のカットを請求してみて下さい。
登録費用は理由をつけてカットしてくれない可能性が高いのですが、車庫証明費用は自分でやるからと言うとカットしてくれる可能性が高いのです。
持ち家の方なら簡単に書類作成が可能です。
反対に分譲マンションの駐車場や月極駐車場の方は管理組合や所有者の使用承諾書が必要になりますので面倒です。
使用承諾書を発行してもらうのに手数料を請求されることもあります。
多くの場合、賃料の1か月分の手数料が一般的です。
バカバカしいとは思いませんか?
しかし、当事務所にご相談いただければ手数料を取られないで済むかもしれません。※
当事務所なりの裏技があります。
車庫証明取得代行をお任せいただければ、このバカバカしい手数料がかからないので、実地調査後書類作成及び提出受取の報酬と警察署に支払う実費で済みます。
知らないうちに販売店に支払っている中間マージンもかからず早くて経済的です。(即日申請も可能)
これから、車を購入予定の方は遠慮せずに営業マンに登録代行と車庫証明代行費用の根拠を確認して下さい。
「全て行政書士に任せています。」と言う返答があればコンプライアンスがしっかりしている証拠です。
車は高い買い物です。購入後はメンテナンスや故障もあります。
いい加減な販売店から購入すれば、その後のカーライフも充実できません。
心配な方はお気軽に相談下さい。
業界に精通している私が安く購入する方法をティーチングさせていただきます。
※駐車場契約前に相談いただくか、契約時の書類を確認をさせて下さい。
(内容によっては不可能の場合もあり)
◢各販売会社の担当者様、販売店の方へ
登録、車庫証明手続を承っています。複数台割引もありますので一度ご相談下さい。