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行政書士の現実 part4


井の中の蛙大海を知らず

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行政書士業務を行っていると、こちらは法に従い適正に業務を遂行しているにも拘らず、
依頼当事者又は第三者から言いがかりをつけられることがあります。

素人さんであれば、きちんと説明してあげれば常識ある方なら納得していただけます。

もっと厄介者がいるのです。では、その厄介者とは誰でしょう。

それは、他士業です。
その中でも特に酷いのは法律専門職以外の人です。

この記事を読んでいる方の大半は行政書士の先生、行政書士試験合格者、行政書士受験者、行政書士に興味を持っている方々でしょう。

勿論、行政書士は法律に基づいて申請書の代理作成や法務に関する書類作成を業とする法律専門職です。
他には、弁護士、司法書士、海事代理士が法律専門職です。
それ以外の士業は法律専門職でしょうか?

少なくても私は弁護士、司法書士、行政書士、海事代理士以外は認めていません。

社会的な括りではなく、実務上での話です。

私は、中小企業の法務に関する相談を多くいただいています。
今日も、とある会社に伺ってきました。
特に、法務担当者からは外注している士業との関りが強く、
共通しているのはそれらの先生方の人間性です。

中には担当者が変わるたびに数カ月で休職する担当者が毎年存在する会社を見ています。

彼らは、法律専門職ではありませんから自らが発している指示(言葉使い)や態度が法に触れるという
認識がありません。
特に弁理士、会計士、税理士に多い気がします。
勿論、社会性があって人間的に素晴らしい先生もたくさんいます。
あくまで一部ということです。
私の友人でも会計士や税理士がいるのですが人間的に素晴らしいです。

確かに士業の中では立派かも知れませんが、人間として正しいか?と聞かれれば正しいとは言えません。

他人を見下し、些細なことを指摘されただけで休職にまで追い込むパワハラやモラハラが許されるはずがないのです。
人を傷つけるかもしれないという危機感を持って真摯に接しなければならないのに。

いくら専門知識や能力に長けていても、人の気持ちを理解できないとか自分の思い通りに行かないからと人を責めるのは
その道のプロ以前に人として問題です。

この記事を読んで、開業している先生又は開業準備の方、このようなケースに遭遇したら決して怯まないで下さい。

あれだけの法律科目を刻苦勉励したのですから法律に関しては絶対に負けることはありません。
堂々と説諭してやりましょう。

専門以外は何の知識もないので。

自信を持って自分やクライアントを守ってあげて下さい。
by kojimachi46 | 2019-03-13 20:38 | 代表者の放言高論